【映画】スマホを落としただけなのにの感想(ネタバレあり)リアリティのある怖さと登場人物に同情してしまう映画

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『スマホを落としただけなのに』

大抵の人がスマホを落とすと非常に困ると思います。

悪用されたら、恐ろしいことに巻き込まれると連想させるタイトル。

悪用のされ方が、かなり恐ろしかったです。

恐ろしい中にも物悲しさが残る映画でした。

スマホを落としただけなのに2の感想はこちら↓↓

【映画】スマホを落としただけなのに2 囚われの殺人鬼を観た感想(ネタバレあり)ホラー要素

あらすじ

富田(田中圭)が、タクシーの中でスマホを落としてしまう。

そのことを富田に聞いた、恋人の稲葉麻美(北川景子)が富田のスマホに電話をかける。

スマホを拾った人物が「カフェに預けておく」と言い、富田の代わりに麻美がスマホを取りに行くことになった。

無事、富田の元にスマホは戻ったが、麻美や富田の周りで不穏な出来事が起こる。

身に覚えのないクレジットカードの高額請求、元会社の上司から執拗なストーカーメール、アップした覚えのないキス動画の流出など、個人情報が漏れてるよう。

一方、山奥で女性の死体が発見される。

捜査を進めると、さらに複数の遺体が発見される。

その遺体は長い黒髪の女性ばかりで、髪の毛の一部が切り取られていた。

麻美も長い黒髪を持つのだが・・・

志駕晃のミステリー小説を「リング」の中田秀夫監督で映画化。

キャスト

北川景子:稲葉麻美

田中圭:富田誠

千葉雄大:加賀谷学

原田泰造:毒島徹

高橋メアリージュン:加奈子

バカリズム:小柳守

要潤:武井雄哉

成田凌:浦野善治

制作

2018年

上映時間

116分

ジャンル

ホラー、ミステリー

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スマホを落としただけなのにの感想(ネタバレあり)

ここからネタバレあり!閲覧ご注意ください

スマホを落とすというシチュエーションは、スマホを持っていたら誰にでも起こりうると思います。

私もスマホを3回落としたことがあります。

2度は手元にすぐ戻り、1度は見つからないままでした。(あ、盗まれたことも1回あります)

でも、この映画のような奇妙な出来事は起こっていません。

北川景子なみに綺麗だったら、ストーカーの1つでも食らってたかもしれないですね。

この登場人物たちに同情

この映画は同情すべき点がたくさんありました。

まず、麻美。

彼氏の富田がスマホ落として、情報流され、嫌がらせされ、命まで狙われると言う恐怖体験をする。

さらには、言いたくない過去まで言わなきゃいけなくなるって、メチャメチャ最悪。

自分が落としたならまだしも、彼氏が落として一番被害を被ったのは麻美でしょう。

過去を暴露することになって、逆にスッキリしたかもね。

大切な人に隠し事してるのは結構つらいもの。

言うキッカケが出来て、それを富田くんは受け止めてくれたんだから、少し犯人に感謝かもしれない。

武井さんにも同情。

麻美とのキス動画がアップされてしまって困ってた。

流した本人は麻美がターゲット。

関わったことで武井さんにも火の粉がかかる。

付き合う相手や口説く相手は、バックに変な奴いないかリサーチした方がいいのかもしれない。

まあ、武井さんは遅かれ早かれ、都合よく扱った女に何かしら仕返しされそうですけどね。

浦野善治にも同情。

連続殺人犯ではあるけど、幼い頃のネグレクトが原因。

連続殺人犯の生い立ちを調べると、幼少期に虐待されて育ったという人が多い。

虐待されて育つと、自分も我が子に虐待してしまうと言うし、私の知り合いでも半ネグレクトで育ち「本当に愛されてるのか不安に思う」「自分の素を出すのが怖くていい子ぶってしまう」と彼氏との関係を不安に思っていた。

常に明るい子だったので、その影を知った時に愛されたくて無理してるんだと思うと、なんとも言えない気持ちになった。

どんなに明るくていい子でも、人の気持ちは変わる。

無理して人付き合いをして去られた時に、頑張ってた分だけ辛くなるのは無理してた人。

素を見せて去られたら『自分とは合わない人だったんだ』と辛い気持ちはまだマシなような気がする。

思いやりは大事だけど好かれようとして無理するのはしんどいだけ。

浦野も母親に好かれたくて、無理してたはず。

いい子で頑張ってるのに母親からは「あんたなんて生まなかったら良かった」と痛烈な言葉を言われて育ってきた。

人は認証欲求を持っていてその欲求を満たしたくて頑張ったり、注目を浴びようとする。

それを「我が子だから私の育て方がある」と、子供を自分の所持物扱いした育て方をすると、将来的に殺人犯になることもあるんだと思った。

これは母親だけでなく、父親側にも責任がある。

母親が納得いかないまま離婚を無理に続行したり、他に女がいるなど。

母親も認証欲求が満たされてないから、精神的に健康じゃない状態になる。

そのストレスの矛先が弱き者に向かってしまう。

母親は最低だけど、そんな背景を作った父親も最低だ。

だからといって、浦野が殺人を犯してもいい理由にはならない。

加賀屋も同じ境遇で育ったみたいだけど、刑事という職についてる。

境遇が一緒でも、助けてくれる周りがいたら違うかもしれないし、血の繋がりがあっても関係を断ち切るのは必要なことなのかもれない。

幼い子供にとって、母親はどんな母親でも絶対的な存在。

母になると決めたんだったら、その責任を取れるくらいの気持ちがないと産むべきじゃないと思う。

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印象に残ったシーン 

なんといっても成田凌の圧巻の演技に鳥肌ものでした。

個人情報が流出してしまった2人の救世主として現る浦野。

麻美と富田とのファーストコンタクトは良い人キャラ。

ここで麻美の信用を得る。

富田の情報流出はおさまったけど、麻美のスマホは誰かに乗っ取られてる。

またまた頼りになる浦野に相談した麻美。

麻美の相談を親身に聞いてるようだが、この手は笑いをこらえてるという事が後にわかる。

麻美のお酒に睡眠薬を混入。

今までスマホを操作してたのが、浦野だったと麻美が気づいた時の表情が超絶怖い!!

「それ僕ですよ〜!」

この後も浦野の猟奇的な表情は止まらない。

「リング」の中田秀夫監督作品だけに、貞子を思わす黒髪っぷり

ロン毛のヅラかぶってるトリッキーさと、この表情に身の毛がよだつ。

普通にしてたら端正な顔のイケメンなのに、壊れた時の表情に背筋が凍る。

他にも個人的に好きなシーンがありまして・・・

麻美と富田のカップルなシーン。

二人は恋人同士ってことで、恋人の前だけで見せるような姿や表情をスマホの画像を通して見ることができる。しかも彼女は北川景子!!

北川景子のHした後に「もう〜撮らないでよ〜」というようなハニカミ笑顔の半裸の姿も見れる。

この二人のパワーバランスですが、麻美の方が実権握ってそうな感じ。

このシーンで麻美が富田を焦らすシーンが、実際の恋人同士っぽいリアル感があってよかった。

「 いいだろ〜」「ダメよ、ダメダメ」

富田は麻美のことを「あさみ〜ん」と呼ぶ。

この辺りも富田の甘えん坊っぷりが伺える。

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ストーリーは難しくなく、最後まで飽きることなく観れる映画でした。

ただ、麻美の言いたくない過去が雑な感じはしましたが。。。

成田凌の演技が圧巻で、北川景子ってこんな演技下手だっけ?と思うほど、アンバランスさを感じます。(要潤もしかり)

ホラーは怖くてあまり観ないのですが、こちらはホラーではあるけど、化け物や幽霊が出る系じゃないので観ることができました。

でもよく考えたら、幽霊より人間の方が怖いですよね。

霊感強い友達が言ってたのですが「幽霊も見すぎると慣れる」らしいです。

おどかしてくるけど「はいはい、もうえ〜って、はよ帰り」と怖がるそぶりを見せないとスッといなくなるらしいです。

幽霊は暇つぶしに人間をおどかして、遊んでるのかもしれないですね。

こんな話を聞いても、霊感のない者としては幽霊はやっぱり怖い。

そして続編も決定しています!
「スマホを落としただけなのに2(仮題)」は2020年に公開。

成田凌と千葉雄大は続編にも出演するそうです。

「スマホを落としただけなのに」はアマゾンビデオまたはWOWWOWで観れます!

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